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2025年度第2回映画会

ヒロシマの『はだしのゲン』に続き、『長崎の鐘』を鑑賞しました。

永井隆博士の随筆に題をとり、その半生を描いたこの映画には、

GHQ占領下の1950年制作ということで、原爆の被害自体はそれほど出てきません。

しかし、日中戦争あたりから投下前・投下後までを流れの中でとらえることで、

かえって原爆そのものの存在を浮かび上がらせているように感じました。

白黒の抑制された表現も、今の私たちにはかえって新鮮でした。