9 月 10 日から 12 日までの 3 日間、研修旅行で大阪と京都に行きました。日本伝統や文 化を感じただけでなく、異文化にも触れ、自分とは異なる時代に生きて、異なる文化や価値 観を持つ人々や社会を理解し、尊重することができるようになった旅行となりました。また、 教科書や資料集で見るよりも実際に足を運んで見ることの大切さを学びました。
大阪の国立民族学博物館(みんぱく)には、世界をオセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、 アフリカ、それに日本を含むアジア各地域に分けた展示がありました。人びとが、異なる文 化を尊重しつつ、言語や文化の違いを超えてともに生きる世界を築いてきたことが現代の国 際社会に繋がっているのだと思いました。私は、卒業論文を作成するにあたって、他者への 共感に基づき、自己と他者の文化についての理解と認識を深めていきたいです。
京都で一番印象に残ったのは鹿苑寺(金閣寺)です。今回の研修旅行で初めて訪れました。 写真で見るよりも金色が輝いていて、四方八方から鹿苑寺(金閣寺)の姿を見ることができま した。とてもきらびやかで北山文化の黎明を今に伝える鹿苑寺(金閣寺)でした。
一つひとつの経験・体験を心で受け止め、心を動かし、全力で臨むことを目標に研修旅行 に参加しました。3 日間を通して、嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい、怖い、おいしい、す ごい・・・プラスの感情もマイナスの感情もきちんと受け止め、心を耕すことができました。大学などの日常と切り離された場所での研修旅行は、ゼミの仲間や教授と親睦を深めるよ い機会となりました。ゼミの仲間から知識や意見、研究への考え方などを聞いて、刺激をも らいました。研究テーマの選定にあたって、十分な時間を割いて、本当に自分が探りたいテーマを媒介 にしながら、学びを志向する仲間との協働的な対話を通して最高の卒業論文を作成していきたいです。(文責:平ゼミ3年田村)