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日光街道を歩く 補遺

昨秋、学生たちと一緒に歩けなかった宇都宮から先の区間を、

二日に分けて一人で歩いてきました。

大沢あたりからの杉並木街道は車道と分離されている区間が多いため、

歩くことがとても快く、江戸時代の人もこうやって

日光へ向かう気分を高めていたように感じ、

日光の神橋を渡るとき、何ともいえない達成感を得ることができました。

観光客の多い日光の神域を見るにつけ、むしろ道中にこそ

「聖なるもの」が存在しているのかも、と思いました。