· 

平ゼミに新展開が!

2020年2月17日と18日、平ゼミ3年生は福島県田村郡小野町を訪れました。2日間という短い時間でしたが、平ゼミと小野町「地域おこし協力隊」が共同で企画する「町おこしビブリオバトル」の実現に向けて、地元の方々との交流を通して様々なことを学びました。1日目は小野町観光協会会長のご案内で町内を散策しました。小野町は小野小町生誕の地ということもあり、記念碑や神社など小野小町に関連する名所を巡りました。地域の方々が自分たちで製作した記念碑もあり、地域を愛する心に平ゼミ生一同大変感銘を受けました。その後、福島県立小野高等学校を訪問しました。ここでは、まず、グループに分かれた生徒の前でビブリオバトルを実演し、次に、大学生活や受験勉強など高校生からの質問に答える時間が設けられました。普段ではなかなか接する機会のない地方の高校生の質問はとても新鮮で、交流会が終了した後に「もっと話を聞きたかった」と声をかけられ、この交流会が進路に悩む高校生に少しでも参考になったのかなと思っています。高校の交流会のあとは、異業種交流会にお邪魔させていただきました。はじめに平先生によるビブリオバトル講演と、私たちによるビブリオバトルのデモンストレーションが行われました。その後の食事会では、地元の事業主の皆さんとじっくりお話しすることができてとても良い刺激を貰うことができました。2日目は地域おこし協力隊の皆さんとコラボしてビブリオバトルを開催しましたが、異業種交流会の方や小野高校の生徒の保護者も観戦に来てくださいました。バトラーは平ゼミ生4名と地域おこし協力隊から1名の計5名。バトラー全員が自分のお薦めする本への熱い思いを語り、観戦者もそれに応えるようにどんどん質問の手を挙げ、約1時間ながらも非常に白熱したビブリオバトルとなりました。最後に、今回の交流を通して、小野町の皆さんの地元に対する深い愛情を知ることができました。その皆さんの想いを忘れることなく、「町おこしビブリオバトル」をかならずや実現しようと、平ゼミ生一同決意を新たにしました(文責:平ゼミ3年 西)。