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大袋小学校ビブリオバトル!4年生にとっては最後の活動となりました。

 平ゼミの3年生・4年生は、2020年1月14日・17日の2日間、埼玉県越谷市立大袋小学校でビブリオバトル・ワークショップを開催しました。今年で3年目を迎えたこの活動は、5年生と6年生のそれぞれ2クラスを対象に、初日には、大学生による公式ルールの説明とデモンストレーション、児童によるグループ作業を実施しました。そして最終日は、はじめに各クラスでグループ予選、次に各グループでチャンプ本を獲得した児童によるクラス代表戦を実施したのち、教室から体育館に場所を移動して、各学年のクラス代表4人がビブリオバトルで対決しました。体育館には4年生も観戦に来てくれましたが、先輩バトラーに率先して質問する4年生がいたのには驚かされました。

 今回最も印象に残ったのは、ビブリオバトルに対する児童たちの姿勢です。14日にうまく話すことができなかったり、時間が足りなかったりした児童が、17日には原稿を見ずに楽しそうにビブリオバトルを行なっていました。また、発表を聞いている児童が、本はどんな内容なのか、オススメの場面はどこなのかなど、バトラーの言葉にしっかり耳を傾けていた姿も印象的でした。小学校でのビブリオバトルでは、紹介された本に対して児童からなかなか質問が出なことが多いのですが、今回はたくさんの児童が興味のある本に対して笑顔で質問する姿をみて、私たちもとても楽しい時間を共有することができました。

 わたしたち4年生にとって今回のワークショップが最後の活動になります。3年生から活動を開始して今日までの2年間、「本を通じて人を知る、人を通じて本を知る」というビブリオバトルの醍醐味を実感することができました。これからは後輩がビブリオバトルを通じて人と人との関わり、本と人との関わりを多くの人に広めていくと思います。平ゼミの活動が今後もさらに飛躍することを祈っています(文責:4年 中村)。