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私、学会にはじめて参加しました!

平ゼミ3年の安藤美和です。2018年12月2日、私は平先生からご紹介いただき、歴史学会第43回大会シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは、「偉大な君主を創り出す━近現代史における集合的記憶のポリティクス」と題され、明治大学駿河台キャンパスのアカデミーコモンで開催されました。報告内容は「過去の君主は時として今の君主と重ねられ、民衆のイメージ操作を行うなどの意図を持って政治的に利用されることもあったのではないか。それを日本、イタリア、モンゴルといったそれぞれの君主からみていく」というもので、これは私の卒業研究のテーマと重なる部分であり、大変興味深く拝聴しました。また、一次史料の提示やそれらの分析における論理的な視点や手続きに、歴史研究の醍醐味を目の当たりにすることができてとても勉強になりました。学会シンポジウムに参加させていただくのは初めての経験で、とても緊張しながら会場に足を踏み入れましたが、シンポジウムが始まるとそれを忘れてしまうくらい勉強になることが多く、よい学びの機会となりました(平ゼミ3年 安藤)。