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羽生市で藍染め体験!

w杯の真っ最中、サッカー日本代表のユニフォームは「サムライブルー」=藍色です!午前中は藍染め体験を行いました!

藍はタデ科の植物、日本では古代より染料として用いられました。江戸時代には庶民着の染料として大量に作られました。その一大産地が阿波(徳島県)で、そこから各地に流通しました。埼玉県北部の利根川沿いの地域でも、江戸時代に藍が盛んに生産されるようになりました。羽生市とその近隣地域には、江戸時代後期以降に始まった紺屋がいまでも残り、武州正藍染の伝統を伝えています。今年度のゼミ活動として、地域の伝統産業を教材として社会科の授業づくりを行います。(3年・三井)

行田市には小説や映画「のぼうの城」の舞台となった忍城があります。最近ではTVドラマ「陸王」でも知られるようになりましたが、行田市の伝統産業は足袋製造で、かつては生産量日本一を誇っていました。城跡に建てられた郷土博物館には、足袋製造に関する展示もあります。学校で学習する歴史に比べて、小説や映画・ドラマで描かれる世界は、躍動感やロマン溢れる人間の生きた歩みで、惹きつけられる歴史です。学校の歴史学習も今を生きる子どもたちが過去を創造する活動を中心に組み立てられるようになれば、事象の暗記でない楽しい歴史の学びが展開できる筈です。

ゼミでの活動を通して、教員になった時にそのようが授業ができる力を身につけたいと考えています。(3年・高橋)